だしの取り方

「だしの取り方」正解はどれ?

かつお昆布だし

先日「おだし教室」を行いましたが
そこでよく質問されたのが・・・

「普段、○○で出汁をとっているんですけど
 教えてもらったやり方の方がいいですか?」

「この方法は間違っていますか?」

といったもの。

こたえは・・・

「どれも正解です!」

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出汁のとりかた、
というのは
素材や用途によって
様々な方法があります。

さらには
料理人のかた、
料理研究家、
乾物を取り扱うメーカー、
お店の方など・・・

作る方によっても
いろいろな方法があります。

レシピ本などを見て
「だしの取り方」に
迷った経験ありませんか?
まさに私もそのひとり…(^_^;)

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でも
「いろいろな方法がある」
ということは、言い換えれば
「正解はない=どれも正解」ということ!

私たちが普段オススメしている
煮干しと昆布の水出し法も

煮干しをつけておいて
煮出す方法も

かつおと昆布の合わせ出汁も

ぜ~んぶ正解なんです♪

 

それぞれのやり方に違いがあるのは
プロの方が繊細な味を作るためだったり、
料理家の方がご家庭でつくりやすい
方法を独自に考えていたり・・・と
色々な理由から。

 

ご家庭でもきっと
好みの味というものがあって
日々の食事もだんだんとその味が
ベースになっていきますよね。

それと一緒で、
出汁も作り手の数だけ
いろんなだしがあるんです。

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はじめてのかたは
まずは気になる
だしの取り方レシピを
試してみることがおすすめ。

特に最初は
水に浸けるだけ…の簡単な
方法から始めてみると
苦にならないですよ♪

(岡山中央水産のはじめてのだしセットは計量要らず、水につけるだけです~♪)

 

ちなみに
これもよくお尋ねされるのですが
「水に対してどのくらいの量の
だし素材を入れたらいいのか?」

岡山中央水産では目安として
水に対して「1%」
とお伝えしています。

水1リットルに対して
煮干しや昆布など10g。

私たちが色々と試してきた中で
これが多すぎず、少なすぎずの量です。
あくまでも「目安」なので
お好みで量を増減してかまいませんよ^^

 

「だしをとる」
以前に
「取り方」で
すごく迷ってあきらめてしまう・・・
という方も多いのかもしれません。

それってとても、もったいない!
おいしい出汁まであと一歩です!!(笑)

あまり難しく構えずに
気軽に出汁をとってみてくださいね。

 

先ほども言いましたが、
水に浸けるだけでも立派な
「だしをとる」です^^

ぜひぜひ今日から
「だし生活」はじめてみてくださいね♪

 

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