子供も喜ぶ!黒豆・田作り・数の子の3品が作れる動画レシピと食材6点セットをお届けします。
「3品からはじめるおせち〜祝い肴3種セット」
毎年12月の期間限定販売です。
こんな人におすすめ
- 今年こそおせちを作ってみたい!けどいつから作るのか、そもそも何から始めていいのかわからない
- おせちは品数をたくさん作らなければダメ?効率良く作る方法が知りたい
- いつも年末30日、31日に慌てておせちを作って時間が足りなくなる
- おせち作りの買い物リストや準備することはどれだけあるのか知りたい

家族のためにおせちを作ってみたい…でも「おせちを手作りする」ってなんだかハードルが高いと思っていませんか?
\ズバリ!/
おせち作りを成功させるには事前にスケジュールを立てて、段取りよく準備することがポイント!
実はおせちは事前準備が要。
これをきちんと考えてやっておくだけで、もうおせち作りの8割は成功したようなものです♪
二児の母であり、12月が1年で一番の繁忙期という乾物屋の仕事をしながらでも私が1人で毎年おせちを手作りできているのは、前もって準備をしていたから。これに尽きます。
たったそれだけで年末に慌てないし、心と時間の余裕を持ちながら家族のために美味しいおせち作りができています^^
おせち作りのスケジュールや段取りは一度考えてしまえば、ほぼ毎年同じ。来年以降の私のために備忘録も兼ねて、おせちの手作りスケジュールや11年続けて感じた段取りのコツをまとめてみました。
おせちを手作りすると決めたら。いつから始める?
「今年はおせちを手作りしたい!」と思ったら、いつからおせち作りのことを考え始めたらいいと思いますか?12月も半分くらい過ぎてから?クリスマスが過ぎてから?
いえいえ。
遅くても12月頭にはおせちのことを考え始めるのがオススメです。
最初にも言った通り、おせち料理はスケジュール、段取り命!ぜひ、12月スタートと同時におせち手作りのことを考えはじめましょう。
参考までに。
私が立てた12月ざっくりスケジュールはこちら。
12月ってそうでなくてもバタバタする月。イベントも多いし、子供の冬休みも始まるし、なんとなく街全体がザワザワと忙しない感じになってくるので気が急いちゃいますよね。
だからこそ、早め早めにおせち手作りの流れを考えておくだけで年末にかけて気持ちに余裕ができます。
まずはざっくりと、「おせちを手作りするならどんなスケジュールで動いたらいいのか」を把握しておきましょう♪
【超リアル】私のおせち手作りスケジュール
では、ここからは実際に2021年に私がどんなスケジュールで手作りおせちをすすめていったか、細かくご紹介します。
12月1週目手作りおせちスケジュール
おせち何を手作りするか決める、レシピも探す
12月に入ったら手作りおせちのスケジュール・段取りはスタート!
きちっとは決まらなくても、ぼんや〜りとでも「こんなの作ってみたいな」「何品は作りたいな」とか考えるだけで違います。
こちらは私が去年考えた手作りおせちのラインナップです。メニュー選びの参考にしてくださいね♪
はじめてさんはこんなに作る必要はありません!
「オススメ」で囲ってある通り、おせち料理に欠かせない祝い肴3種と言われる「田作り」「黒豆」「数の子」この3品を手作りするだけでも十分、お正月の食卓らしく華やかになります。
黒豆・田作り・数の子の3品が作れる動画レシピと食材6点が届く
「3品からはじめるおせち〜祝い肴3種セット」
毎年好評販売中!
12月期間限定販売です。
作りたいものが決まれば、レシピサイトや料理本、雑誌などを使ってレシピもざっくり探し始めます。
味付けも家族のお好みにでき、小さなお子さまともシェアできるのが手作りおせちのいいところ。「無添加がいい」「味付けが濃くないのがいい」「伝統的な作り方がいい」…などこだわりを持って探すのも楽しいですね^^
手作りおせちにかかる時間、スケジュールの把握
最初にも言いましたが、年末最後の1週間くらいでおせちのことを考え始めていると結構焦ります。なんだかんだ、家事もあるし、用事もあるし、子供はずっと家にいるし、、、笑
だからこそ、それを加味して年末最後の流れはあらかじめ具体的にスケジュール立ててイメージしておきましょう!
どんなものが作りたいか考えたらそれを作るのにどのくらい時間がかかるか調べます。メニューによって、15分ほどでできるものもあれば半日〜2日くらいかかるものもあります。
これがわかっていれば、あとは自分の年末のスケジュールの中でどこでどんな風に時間をとって作ればいいか見えてきますよね。
私も近年はまるまるおせち作りの日というのは作らず、日々の生活をしながら細切れ時間で作り進めていくということが多いですね。
・28日・29日・30日・31日の4日間で作る年
・29日・30日・31日の3日間で作る年
この2パターンのどちらかです。(2021年は3日間でした)
あと意外と見落としがちなのは、出汁など乾物を戻す時間!
こうしたものも踏まえながら、手作りおせちをするなら年末にどのくらい時間をとっておけばいいのか考えてみてくださいね♪
おせち買い物リストを作る
作りたいものがあらかた決まったら、それに必要な材料や手作りおせちに関わる準備物を全て書き出しておきます。
この時メニュー別でもいいですが、カテゴリー別(野菜、乾物、肉魚…など)にしておくと買い出しに行くときにより便利です!その理由はのちほど「いつ買い出しに行くか」のところでお話しします。
意外と忘れがち、でもたくさん必要な保存袋やラップなどなど消耗品も忘れずに!
手作りおせちノートのすすめ
ここまで読んで、手作りおせちってこんなに考えることがあるの〜〜!と思ったあなたへ(笑)
私も毎年1から考えているわけではありません。それだと毎年膨大な時間がかかってしまうし、何より、手作りおせちって1年に一度のことなので去年のことはほぼほぼ忘れていますw
なので私は「おせちノート」なるものを作っています。
記録しているのはここまでにご紹介したようなこと。
・その年のメニュー
・買い出しリスト
・どんなスケジュールで動くか→実際どう動いたか
・出来上がったおせちの写真、感想などメモ
おせちノートにここまで考えてきたことを何でも全部書き留めておくと、来年の私がものすごーーく助けられるんです!
記録があれば2年目以降は、まずこのノート上で昨年のおせちメニューやスケジュール段取りで成功したこと、ちょっと失敗したなーと思うことを振り返ってから今年のことを決めていくのでとてもスムーズです。
これから家族のおせちを作っていきたいな〜と思っている方にはおせちノートおすすめです♪
12月2週目手作りおせちスケジュール
日持ちのする乾物から買い出し
おせちを作ろう!と思ったとき、食材っていつ買いに行けばいいと思いますか?
私の経験上、食材ごとにベストな時期を選んで分けて買い出しするのがベスト!
このように、お野菜や肉魚など生鮮食品は年末でいいのですが乾物品はぜひ!!お早めに買うのがオススメです!
理由は…
1.乾物は日持ちがする
2.店が混み合う年末に一気に揃えるのは大変
3.この時期だけの食材は売り切れることもある
特に注意したいのは3。
手作りおせちに使われる食材はこの時期にしか出回らないような特別な食材も多くあります。そしてそれらのほとんどは自然のものなので、天候や収穫状況など年によっては早期に売り切れてしまう場合も!
せっかくやる気になったのにお目当ての食材が手に入らないというのは悲しすぎる、、、!
なのでおせち作りの予定を立てたら乾物品の買い出しはぜひぜひ、早めにご計画くださいね!
というわけで、私も12月2週目くらいまでには手作りおせちのための乾物を購入してしまいます。
12月3週目手作りおせちスケジュール
日持ちするもの、冷凍できるものを作る
クリスマスよりも少し前、子供の終業式ももうそろそろ…といった少し時間の余裕のある時に。おせちを早めに作ってしまう、という手もあります!
手作りおせちの中には冷凍しておけるものがあります。
例えば、黒豆
(一番左の瓶詰めの状態で冷凍します)
きんとんなど。
最後の3日間、何品も作ろうと思っていると意外と困るのが「コンロいっぱい問題」。特に黒豆なんかは火にかけておく時間も長く、コンロを占領してしまいがちです。
なので私は3週目の土日などを使って早めに黒豆を作っておきます。
12月25日以降〜手作りおせちスケジュール
野菜など生鮮品の買い出し
クリスマスイブが終われば、街も一気に年末モード!年末になればなるほど、どんどんスーパーも混雑していきます。
本当は一気に買い物を済ませたいところですが、早めに買えるものは買っておく方が重たい荷物を持たなくていいので私はそうすることが多いです。
まずはおせち作りに必要なお野菜を中心に先に買っておきます。
12月29日手作りおせちスケジュール
一番初めにお出汁をたくさんとる
手作りおせちに欠かせないのがお出汁。作り始める日にもよるのですが、作り始める日の前日くらいに出汁をたくさんとっておくところからはじめます。
私が使うのはもっぱら水出しのおだし。
煮干しと昆布の合わせだしや昆布だし、干し椎茸だしなど用途に合わせて何種類か作っておきます。これをベースに煮出すおだしもとる場合があります。
普段は1リットルくらいしか取りませんが、おせち作り前には3倍ほど作ります。
乾物の下準備をする
また、意外と忘れがちなのが乾物品の下準備。
手作りおせちでは乾物品がよく登場します。いざ作ろう!と思ってレシピを見ると「食材を1日前から戻す必要があった!」なんてものがあったりも(大晦日に気づくと辛い〜泣)
そうならないように今一度レシピや乾物品の扱いについてチェックして、必要があれば戻しておきましょう。
私はこのタイミングで一番時間のかかる・数の子の塩抜きをすることが多いです。
日持ちするもの、味をなじませたいものから作り始める
おせちを何品作るかにもよりますが、10品前後を予定しているなら29日ごろから少しずつ作りはじめられると気が楽になります。
完成させてしまうわけではなく、明日のために「食材を切っておく」「漬け汁を作っておく」とか細切れ作業でもOK。
もし、手早くできそうなもので2〜3日かけて味を馴染ませた方が美味しいものは作ってしまいましょう。
例
・松前漬
・紅白なます、甘酢漬けなど酢の物系
・年越しそば用のめんつゆ
12月30日手作りおせちスケジュール
肉・魚介類なども含む最終買い出し
足が早い肉・魚介類の買い出しはギリギリで。この時、足りないものが出てきていたら一緒に買っておきましょう。(街の混み具合はまだ大晦日よりはマシ!)
続・おせちをコツコツ作る
私の場合は例年30日が仕事納めなので、まだまだ完全に日常…なのでゆっくりおせち作りにとれる時間はありません。なので29日に引き続き、細切れ細切れで。あまりコンロを占領しない、作業に時間がかからないメニューを選ぶと作りやすいです。
例
・数の子仕上げ
・田作り
・きんぴらごぼうorたたきごぼう
・煮しめやお雑煮用に野菜の下茹で(ほうれん草や絹さや)
12月31日手作りおせちスケジュール
丸一日集中しておせち作り!
ついに大晦日!材料の買い出しも全て済ませ、子供たちも主人にお願いできる唯一の日!あとはどんどん作っていくだけです〜!
・昆布巻き
・八幡巻き
・伊達巻
↑巻物系は集中しないと失敗しがち…
・お煮しめ
↑作業自体は難しくないけど、お正月用に野菜を飾り切りしたいので少々手間がかかる。あと、私はお出汁をきかせて薄味にするのであまり日持ちがしないのでいつも最終日に作る。
・海老のうま煮
↑これも作業自体はものの10分ほどでできるけど、日持ちがしないため最後。
年越しそばを作る
ラストは事前に作っておいためんつゆで年越しそば作り。
この大晦日の夕飯までに全てを終えて年越しそばで乾杯するのが一つの目標です♪
おせち手作りするためのスケジュール段取りのコツ
12月普段の生活と同時進行でおせちを手作りするということ
何度も言いますが、おせち作りで大切なのはスケジュールや段取り!普段の生活も慌ただしい中、期限のある(1月1日までに〜!)おせちを手作りするには事前準備が何よりも大事です。
買い物は一度に行くのは大変なので何回かに分けて。買い忘れも困るので要注意!
おせちを手作りするとなったら、おせちにしか使わないような特別な食材も出てきます。他で代用できないものもあったりするのでリストアップは丁寧に。そして作りたい品数が多ければ多いほど、一度で買い物を済ますのは大変になってきます。食材によってベストな時期を見計らって買い出ししましょう!
「手作りおせちをどんな器に盛り付けるか」も考えておくと◎
おせちを作ったらその後に悩むのが盛り付け。おせちといえばのお重もいいですが、私は普段使いのお皿を使って並べるプレートおせちがおすすめです。
大皿、小皿、豆皿、四角いお皿、丸いお皿…使うお皿で手作りおせちの表情も変わってきます。写真は全て我が家のおせち。どれもおせち用ではなく、普段使いもしているお皿です。それでも一品一品丁寧に盛り付けるだけで全然違いますよね。
そして、あしらい(お料理に使う葉物)を添えると一気に特別感が出ますよ♪
祝箸や調味料、保存容器など食材以外のものも在庫に注意!
食材に気を取られて案外忘れがちなのが、調味料や日用品。いざ、料理に取りかかろうと思ったらない!なんてことがないようにこの辺りも抜かりなく。特に何品も作る人は基本の調味料(特に醤油、砂糖、みりん、お酒など…)があっという間になくなることも。
あとはジップロックなど保存袋なども多めにあると、保存容器が足りなくなった時に頼りになります。
細切れにできるものは少しずつ進める
私のおせち手作りスケジュールでもご紹介しましたが、とにかく細切れにできるものは作業を細分化して進めていくというのもひとつの手です。何も、取り掛かりはじめたら絶対に仕上げるところまでやらないといけない一品ばかりではありません。(時間が経つと劣化してしまうものを除く)
年末まとまった時間が取れない場合は、切っておくだけ、漬けておくだけ、戻しておくだけ…などちょっとの時間でできることをコツコツ積み重ねていくのもおすすめです。
慣れない食材はよく準備しておく、プロにコツを聞いておく
おせちを手作りするための食材というと、普段使い慣れないものが多く扱いに困ることってありませんか?レシピを見ただけでは十分に理解できないことも…
そういう不安点がある場合は周りの人(お母さんやおばあちゃんなど)聞ける人がいたら聞いてみたり、思い切ってプロに扱い方を習っておくのも確実です。

まとめ
手作りおせちはただ作るだけ、レシピだけで完結しない。実はスケジュール管理や段取りなど事前準備が一番大事!
ということで、私の超リアルなおせち手作りスケジュールを大公開しましたがいかがだったでしょうか。
実は私が見よう見まねでおせちを手作りしはじめた時に一番困ったのが、この段取りでした。
手作りおせちのレシピは無限に出てくるけれどそれをどうこなしていけばいいかわからず、ここだけの話、除夜の鐘の音を聞きながら半泣きで夜中まで作った年もありました…泣
今でこそ毎年おせちを手作りしていますが、最初の頃って本当に何も分からなくて、何から手をつけていいのかすら分からない。
10年以上おせちを作り続けることで分かったのは、案外大事なのはその前の下準備やスケジュール作り、段取り、そして食材の知識を持つこと。
それをしておくだけで気持ちにも時間にも余裕がある中で、楽しくおせち作りができることを身をもって体感しました。
せっかく大切な人のために作るのだから、楽しく、笑顔でおせち完成させたいですよね!
私も泣きながら(半分、もう嫌だー!とか言いながら笑)作っていた昔の自分に教えてあげたい、そんな気持ちでこのページをまとめてみました。
「おせちを手作りしてみたい!」その気持ちを大切に、そしてこのページを参考にしていただいてそのワクワクした気持ちのまま楽しい年末が迎えられたら私も嬉しいです!私の経験が、みなさまの手作りおせちに役立てていただけたら何よりです♪
またおせち料理って品数が多くなければいけない、と思っていませんか?それだけで手作りは諦めようかな、と思っているならちょっともったいない!家庭で手作りするおせちは、たくさん作ることが大事ではありません。

2024年は一緒におせち手作りしませんか?
毎年手作りしている乾物屋のわが家のおせち。2021年12月にその様子やレシピを動画にまとめ、食材とセットでお届けする「3品からはじめるおせち」という商品ができました。
こどもとも一緒に食べられるやさしい味つけのレシピや、食材の知識もご紹介。年末の2日あれば、基本のおせち3品(黒豆・田作り・数の子)が作れます。
毎年、年末1ヶ月だけの期間限定販売。ネットショップにて販売しています。
\3品から始めてみよう!/