先日、ご縁がありまして
キングコング西野さんの講演会に
シャチョウと行ってきました。
なんと会場はイオンモール岡山～！！
西野さんといえば、
言わずと知れた芸人さんですが
昨今は絵本を出版したり、
イベントを開催したり、、、と
クリエイターとしての活動も
華々しいのはご存知でしょうか。
今回は岡山の青年会議所主催の
講演会とあって、会場には
経営者と思しき方でいっぱい！
そんな方々を前に、
西野さんのお話がジェットコースターのように
（それはもう、怒涛に笑）展開され息つく暇もないほど。
さすがお話のプロ、、、！でした。
いくつか心に残った話はあるのですが、
なるほどな～と思ったことがひとつ。
それは
「人は知らないものは嫌いにほぼ等しい」
ということ。
そんな極端な！っと思うかもしれませんが
よくよく考えてみてください。
たくさんの新しい技術やサービスが
日々生まれているけれど、
確かに「知らない」ものって
それだけでなんだか怖いですよね。
得体のしれないもの、というか
それっていいの？悪いの？
私にとって本当に必要なの？みたいな。
講演ではクラウドファンディングを例に挙げていましたが
今だとまさに「キャッシュレス決済」とか…ね
そしていつしか
「知らない」ことは
「嫌い」「苦手」という
マイナスイメージに落ち着く、という。
誰しも経験があるのではないでしょうか？
西野さんは、
それを利用する、しないは別として
「知っておく」ことは経営者にとって
非常に大切という話をされていました。
「知っている」からこそ、
そこから新しい発見があったり、
別のものに活用できたり・・・
新しい世界が広がることは確実ですね。
これを聞いて私が一番に思ったのが
「おだし」もこれ、だなぁと。
出汁っていう言葉自体や、
どんなものかは大体想像がつくけれど
おだしを深くを知っている人って
今の時代そんなにいないと思います。
「出汁のことちゃんと知っていますか？」
と聞けば、
「知らない」って人の方がおそらく多いはず。
ということは、ですよ。
出汁を「知らない」人は
出汁に対して少なからずマイナスイメージを
持っているということになりますよね。
知らないから「難しそう」
知らないから「苦手」
知らないから「コワい」
知らないから「使わない」
…うーん、よく聞くフレーズすぎて納得（笑）
その気持ちはすごくわかる。
私も、昔は「知らない」方だったので
知る前から無理！って思ってましたからね(^-^;
だけど、
「知った」ら思ったより簡単だった。
実はわたしにも出来そう、って思えた。
ご飯を出した時の家族の反応がよくなった。
苦手な料理が少しずつ、上達してきた。
子供のためのご飯も
自信を持って作れるようになった。
今だから言える
良いことがいーっぱいあったんです＾＾
小さなことでも、大きなことでも
新しいことに飛び込むのは
ドキドキするもの。
でも、その一歩を踏み出したら、
もしかしたらもっと
生活が豊かになるかもしれない。
楽しいことが増えるかもしれない。
私たちは乾物屋で、
取り扱っている乾物、出汁素材の
良さをたくさんの人に知って頂きたいし、
きっとみなさまの役に立つ、と思っています。
だからこそ
「知らない」から「知りたい」に
少しでも針が触れた時に
いつでもウェルカムな状態を
作っておくことって大切だなぁと。
誰かの「知らない」気持ちを
動かすのはなかなかに難しいけれど
せっかくドキドキしながら
一歩を踏み出した方には
きちんと「知る」ための場所を
用意することならできます。
自分の経験も踏まえつつ、
「知らない」からくる
マイナスな気持ちに寄り添った
心がけやサービスを今まで以上に
提供しなければ！と強く感じさせられたのでした。
それにしても
クスッと笑える場面もありつつ、
あっという間に過ぎた1時間30分。
余談ですが、
私は経営者でもなんでもない
会社の中のいち社員。
なのに、頼まれてもいないのに
経営やマーケティングの本を読んだり
勉強をするのが実は好き、です（笑）
だからガチのマーケティングの話
とかもなかなかに面白かった♪
これは私の今後の仕事に落とし込むとしまして…
いい機会に誘っていただけてよかったです＾＾
私も、「知らない」に蓋をせず
取り入れられることからやってみます！