食育コラム

子どもに伝えたい「旬」を感じる心

「おかーさん、カボチャスープ作って!」 

少し前から、たびたび

長男くんに言われていたこと。

 

カボチャスープとは

煮干し昆布のおだしでつくる

わが家の定番メニューで、

それが大~好きなんです、息子!

 

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でも、そう言われるたびに

「美味しいかぼちゃが出るまで

もうちょっと待っててね〜!」

と返事していた私。

 

かぼちゃといえば旬は夏。

毎年、この季節になると国産の

かぼちゃがたくさん出回るので

そのときを待っていたのですが・・・

 

今年は梅雨入りが遅かったり、

ここ数ヶ月の不順な天気の影響か

なかなか旬のかぼちゃが

出てこなかったんですよね。。

(店頭に並んでいるのはずっと外国産。

趣味で畑をしているお義母さんも夏野菜が実らない、、

と嘆いています涙)

こうしたことも、

店先での食材の移り変わりを

見ているだけでよくわかるもの。

 

 

そして、待ち続けて7月に入り。

ようやく近所のスーパーで

岡山産のかぼちゃを発見!!!

長男くんと「やったねー!」と言いながら

購入し、すぐスープをつくりました。

 

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念願のスープ♡

 

・・・っと

長男くんの写真を撮っている横で 

すかさず次男くん、イスに座って

勝手にスプーン持って食べ出す!!!笑

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(ああ、スタイは付けて欲しかった・・・)

 

いつものお味噌汁も好きだけど、

やっぱりこんな洋風スープは子どもに人気!

色もきれいで食欲をそそりますよね。

本当によく食べる、食べる!

 

この日は2人ともペロッとたいらげ、

仲良くおかわりをしてくれました。

 

 

 

ちなみに、

この定番カボチャスープのレシピは

以前にもブログでご紹介しています。 

http://news.tyuusui.com/4238

 

煮干し昆布だしと、塩少々、牛乳

だけでつくるシンプルなスープ。

お砂糖やスープの素なども一切

使いません。

 

カボチャだけでなく、

他のお野菜で同じように作っても

美味しいですよ♪

 

 

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最近は、次男くんの分も少しずつ

調味料を使って料理しているので

 

おだしで煮る工程の前に、

オリーブオイルと塩少々をいれ

弱火で少しうま味を引き出した後

(じわじわっと野菜から水分がでるくらい)

→煮干し昆布だしを入れて煮る

 という方法で作っています。

 

こうすると、油のコクも加わり

シンプルながらまた一段と

深い味わいになるので

大人もさらに満足感がアップします!

 

 

 

 

今の時代、買おうと思えば

どんな季節であろうと欲しい食材は

手に入りますが、

やはり旬の季節に大きく実った食材を

口にするのはなんとも言えない贅沢。

 味も濃く、素材そのものの

おいしさをしっかり感じられます。

 

おまけに価格もお手頃で

栄養価も高いのだから、

子供にも積極的に食べさせたいですよね。

 

こうしたことを言い続けているからか

息子もなんとなーく、

季節によって食べられる野菜が違うとか

「旬」を理解しつつあるようです。

(今は〇〇食べれない?美味しくない?

と、久しく食べないものがあると聞いてきます。)

 

「旬」を上手に活用して、

食卓からも季節を感じられるだけで

また食事の時間の楽しみも増えますね。

  

からだにも心にもやさしい旬の食卓、

ぜひ意識してみてはいかがでしょうか^^ 

 

 

さてさて。

あっという間に世間は夏休み

 

わが家ももれなく夏休みに入り、

バタバタとした毎日を送っていますが

ありがたいことに今週から3週連続で

めんつゆ教室、おだし教室などなど…!

気合入れて頑張りたいと思います!

お会いできる方は

どうぞよろしくお願いしますね^^

 

 

 

【現在ご案内中の教室】
●7/27(土)10:00-12:00
「天然だしでつくるめんつゆ教室」
@岡山市南区・市場文化会館
満席となりました

●8/1(木)10:30-12:30
出張「味覚を育てる離乳食×おだし教室」
@岡山市中区・親子カフェUmeno
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