食育コラム

赤ちゃんの食を「選ぶ」力

昨晩、とあるニュースを見て
とても心が痛みました。。

 離乳食に蜂蜜...6カ月の男児死亡(朝日新聞ニュースより)

 子どもが生まれてからというもの、
こういったニュースには
すごく敏感になってしまいます。

今回は特に
赤ちゃんと食のこと。

普段、このブログやSNSで
離乳食のお話もさせていただいているので
本当に考えさせられるニュースでした。

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赤ちゃんがはじめて
母乳やミルク以外のものを
口にする離乳食。

赤ちゃんにとっては
楽しい時間のひとつですが

一歩間違えると
今回のニュースのように
赤ちゃんの命をも奪ってしまう
危険性があります。

 

だからこそ、
離乳食の与え方、選び方は
本当に大事。

でも
その方法をくわしく、
手取り足取り
教えてくれる場というのは
なかなかないように思います。

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ひととおり離乳食づくりを経験して
今も2歳の息子のご飯を
毎日作っている私。

乾物屋の嫁として
赤ちゃんの離乳食づくりの
アドバイスをさせていただく機会も増えました。

 

そんな中、最近思うのが
もっとママ・パパに
「選ぶ力」をつけてほしいということ。

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赤ちゃんは
自分が食べるものを
自分で選ぶことができません。

目の前にある食べ物が
いいものか、
体に害のあるものなのか
なにもわかりません。

 

何かのご縁でこのブログを読んでくださった方に
これだけはもう一度伝えておきたい。

赤ちゃんの食を選ぶということは
お母さん、お父さんにとって
ものすごく大事なお仕事なんです。

 

そうなると
重要になってくるのが
赤ちゃんのために
「何を」「どのように」
選ぶのか、ということ。

みなさまは
赤ちゃんにあげる食べ物選び
自信がありますか?

 

 

・・・かくいう私も
自信満々!というわけではありません。
今でも迷うことだってあります。

でも
自分が選んだものが
赤ちゃんの体をつくり、
命をつないでいく、
大切なものだから

私なりに知識を持って、
そして
自分の中での基準を持って
子どもの食を選んできました。

だから
きちんと「意思を持って」
選んでいるという自信はあります。

 

 

今は情報が本当にたくさんあって
「選ぶ」のも意外と大変。

離乳食の進め方の本を参考にしたり、
市の離乳食教室に行ってみたり、
周りのママ友と情報交換したり・・・

タイムリーに
離乳食づくりをされているママの中には
あまりに情報がありすぎて
何がいいのかわからない、
という方もいるかもしれませんね。

 

子どもの食について
あなたが「大切にしたいこと」
ってなんですか?

まずは
そこから考えてみるのはどうでしょうか。

 

家庭によって
食の優先順位や
大切にすることは違ってきます。

そこさえ明確になっていれば
あとはたくさんの情報の中から取捨選択し、
「これだ」と思うものを
見つけるのもラクになってくるはずです。

 

あ、
最低限守らなければいけない
離乳食のルールだけは
必ずチェックしてくださいね!

親子手帳(母子健康手帳)には
離乳食についてのページがあります。
私も基本的なことが分からなくなると
いつも参考にしていました。

 

そして
情報のバランスも大事。

子どものために!という思いがゆえに
1つの考えに固執しすぎると
お母さんがしんどくなってしまうこともあります。

大切にすることを見つけるのは大事ですが
何事もほどほどに。
少しゆったりとした気持ちで
無理はしすぎないで下さいね^^
まだまだ先は長いです!笑

 

わが家の息子ももうすぐ3歳。
だいぶ色々なものが
食べられるようになってきましたが

今回改めて
子どもの食の大切さ、重要さを
考える機会となりました。
まさに「初心忘るべからず」です…!

 

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まだ残席ございます!(^^)/

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