2019年
あけましておめでとう
ございます!
本日より岡山中央水産
年始の営業がスタートいたしました。
12月までの賑やかさと打って変わって
穏やかにゆるりとはじまる乾物屋の年明け。
ちょっとひと呼吸おいて、
「今年はどんな年にしよう」なんて
新しい年への思いを馳せています。
年末は
リアルタイムでレポートしていた通り
おせち料理の数々を作り・・・
このおかげで、
年始はかなり!!
のんびり過ごすことが出来ました^^
2019年の「乾物屋のおせち」
はこんな風に仕上がりました。
せっかく作ったので、
詳しい解説に
お付き合いいただけますでしょうか(笑)
・数の子
・田作り
・海老のうま煮
・鮭昆布巻き
・黒豆
・伊達巻
・お煮しめ
・紅白なます
・白いんげん豆の明太和え
・八幡巻き
・たたきごぼう
・松前漬け
・二色栗きんとん
出来上がってみれば、全13品!!
いやー我ながらよく作ったな、と(^-^;
何事もやりだしたら止まらないタイプです。。
年末のおせちの会でもご紹介した
田作り、数の子、黒豆(祝い肴三種)
このあたりは練習もかねて何回も
この1ヶ月に作ったので上出来!
見た目も味も、大満足^^
が!その裏では
失敗も色々ありまして・・・
<失敗その①>
紅白なますが紅「茶」なますに・・・!
人参と大根を極千切りにし、
紅と白の彩りが縁起良いなます。
なのに!
普段使っている粕酢を何も考えず投入したら
白が茶色に染まるという。。。涙
いま使っているのが昔ながらの「赤酢」といって
赤茶がかったお酢なんですね。
味はバツグンに良いので
食べるのには全く問題ありませんが
お正月料理という見た目も美しく仕上げたい
なますには不向きでした、、、入れた瞬間に気づいた(遅
来年からは必ず
調味料は色までチェックしなければ!
(砂糖もよく茶色を使うのでメニューによっては影響することも。。。)
<失敗その②>
伊達巻が、、巻けない!
伊達巻、今までそんなに
失敗したことなかったんですが
最後の1品という事で焦っていたのか
焼きも甘く、巻いたらボロボロに、、、
というわけで写真は実はテイク2(^-^;
どーしてももう1回作りたくてお正月、
わざわざ材料買出しに行きました。。
ちなみに巻きに失敗した方は
一口大に切ってちょびちょび食べることに泣
2013年からおせちを作り始め
自分自身の成長の記録も込めて
ブログにアップしてきたわが家のおせち。
年を重ねるにつれ、
盛り付けや写真技術も「少し」向上して
「すごい!」なんて言っていただける
機会も増えました。ありがとうございますーー
ですが写真では伝わらない
一つや二つの失敗、(いやそれ以上?)
毎年あるんですよねーー。
あとはもっとこうすればよかった、
もっとこんな味の方が好みだった、とか。
そんなのも数えればキリがないくらい・・・
まだまだ、おせち道は続きます。。。
そんな中今年、私の中で
「成功したー!!」と嬉しかったのが
昆布巻き。
乾物屋なんですけどね、
実はこの昆布巻きに
毎年毎年、苦戦していて。。。
まず、芯(中の具材)を何にしようから始まり
上手に巻けるか、巻けないか、
使い慣れないかんぴょうの手強さ(笑)
上手に巻けてもそこで終わりではなく、
煮た時に崩れることも多々あったり
味がイマイチだったり。。。。と、
幾重にもハードルを飛び越えなければならない
私にとってはまあまあ難関メニュー。
今年は初めて中の芯を鮭にしてみて、
色々な本で巻き方を参考にしながら
約2年ぶりにチャレンジ!
ドキドキしながら蓋をあけると・・・
今までで一番上手にできて、感動…!
途中でやっぱり大変だな、と思ったり
思ったようにいかなかったりも多々ある
おせちづくりですが、
こういう嬉しいことや、
他にはない達成感があるから
やっぱりやめられません!^^
(これは新年会の様子。
盛り付けを変えて、前菜風におせち盛り合わせを。
いいお酒のおつまみにもなりますよ~^^)
そして今年はなんと
4歳の長男がおせちを
食べる!食べる!!!
三が日毎日のように食べたにも関わらず
いまだに「今日何食べたい?」って聞くと
「数の子とー黒豆とー煮しめとー…」
と、おせちリクエストがきます。
自分が子どもの頃は
おせちにそんな印象を持った記憶がないので
すごいなぁと思うと同時に
やっぱり嬉しいですよね!
全部自分で作っているから
何を食べてもらっても安心だし
味付けも控えめで
心行くまで食べて~と言える^^
ちなみに超・薄味で仕上げた
お煮しめは1歳次男もたくさん
食べてくれました♪
そんなわが家のお正月休み。
新年一発目のブログ、長すぎですね・・・(^-^;
皆様もきっと素敵な年はじめを
迎えられたことと思います^^
それでは本年もどうぞ
宜しくお願いいたします!