乾物屋にいるとよく耳にするのが
「これはどのように使ったらいいの?」
という声。
乾物を日常の生活で使うとなった時、
素材そのままを切ったり
すぐに調理に入ることのできるお肉やお野菜と違って
“戻して使う”というひと手間がかかります。
これが乾物料理のハードルを上げている原因。
実はこのひと手間って
水につけるだけ
…というごくごく簡単なことなのですが、
使い慣れてない人からすると
ひと手間=面倒というイメージが先行してしまって
どうも乾物から遠のいてしまうようです。
新しい岡山中央水産ホームページでは
乾物を気軽に普段の食事で使って欲しい!
という思いから
素材としての魅力はもちろん、
その使い方や保存方法にいたるまで
しっかりお伝えすることを心がけています。
乾物屋にとっては当たり前、だと思うことも
初めて乾物を使う人にとっては
まずどれを選んでいいのか、どんな料理に使えるのか・・・など
何から何までわからないことだらけですよね。
私も乾物初心者だったからその気持ち、よーくわかります!
でも一度きちんと知ると、
「なんだ、こんなに簡単だったんだ!」と
拍子抜けするほどシンプルな手順ばかり。
なので、たくさんの方に乾物を知って頂いて
身近に感じて欲しいのです^^
新ホームページのコンセプトである
乾物を使った手づくり離乳食のレシピや
今月は12月ということで、
乾物屋のおせちレシピをアップしています♪
乾物屋のおせち第一弾は田作り。
甘辛いタレにだしをほんのりきかせた
優しい仕上がりになっています。
濃い味付けではないので、
お子様もおやつにパクパク食べられそう♪
田作りにつかう小魚は
かたくちいわしの稚魚を土干しにしたもの。
無塩で素材の味をしっかり感じることができます。
頭から尻尾までまるごと食べられるので
カルシウム補給にもバッチリ。
こちらは田作り用なので姿かたちが美しく
大きさも揃っていてキレイです。
おせち料理の中でも田作りはとても簡単な一品。
お正月の大人のおつまみにもいいので
ぜひぜひ作ってみてはいかがでしょうか?^^
2021年は一緒におせち手作りしよう!
毎年手作りしている乾物屋のわが家のおせち。今年はその様子やレシピを動画にまとめ、食材とセットでお届けする「3品からはじめるおせち」ができました。
こどもと一緒に食べられるやさしい味つけのレシピや、食材の知識もご紹介。年末の2日あれば、基本のおせち3品(黒豆・田作り・数の子)が作れます。