だし素材、選び方など

煮干しの「はらわた」と「頭」の取り方

前回「即席だし」ということで、煮干しで一番早くおだしを取る方法をお伝えしました。

 

すると、ブログを読んだみなさまから「やってみます!」と続々と反響が! やっぱり簡単なおだしの取り方って気になりますよね~。忙しい主婦や子育てママさんなら、なおさら!

180309dashi

出汁の取り方が違うだけでその味も変わってきます。おなじ「いりこだし」でも水出しと煮出すのではまったくの別物。

色々な方法を知っておくと臨機応変に対応できるだけでなく、料理によって使い分けることも可能です。なので、味の違いを感じながらぜひご家庭でも色々と試してみてくださいね♪

 

煮干しの頭とはらわたは何のためにとるの?

投稿を読んだ方から「煮出す場合は頭とはらわたを取った方がいい?」という質問を頂きました。

IMG_7844_convert_20151127230747

煮干しはそのまま火にかけると濃厚なおだしは取れるのですが頭やエラの部分から魚臭さやえぐみといった雑味も一緒に溶け出てしまいます。「煮干し出汁は頭やはらわたを取った方がいい」とよく言われる理由はそのため。

新鮮な煮干しなら雑味をあまり感じない場合もありますが、煮出すのなら取ると覚えておいた方が無難です。

 

乾物屋が教える煮干しの上手な下ごしらえ

では、煮干しの頭とはらわたの上手な取り方はご存知でしょうか??前にも一度記事にしていましたがここでおさらいです!

1.煮干しの頭をとる

DSC08746_convert_20160206145458

DSC08749_convert_20160206145811

頭と胴体の境目のあたりをつまむと、ポロっと簡単にとれます。

 

2.背の部分をつぶして半分に割る

DSC08748_convert_20160206145701

背の部分が見えるように縦に持ち、そのまま親指で背中をギュッと押すとあら不思議(笑)背を中心にしてパカッと煮干しが割れます!

DSC08752_convert_20160206150029

 

3.はらわたをとりだす

DSC08755_convert_20160206150155

ちょうどお腹のあたりにある黒いものがはらわた。頭とはらわたの2つが雑味のもとなので、これらを取って残った胴体の部分(写真でいう右のもの)を煮出すことでおだしが風味良く仕上がります。

 

手順さえ知っておけば美味しい出汁がとれる♪

いかがでしょうか? 煮干しの下処理って慣れるととーっても簡単。小さなお子さまと一緒にやってみるのも楽しいですよー♪

この作業たくさんあると面倒ですが、ピンチ!のときに使う数匹分ならそんなに苦ではないですよね。いざというときのお役立ち「おだし知識」でした^^

 

ちなみにこうした下ごしらえが億劫な方は(笑)やはり水出しがオススメ!水出しなら出汁を抽出する際には加熱しないので、頭やはらわたを取る必要がありませんよ♪詳しくはこちらの記事をご覧くださいね。

 

煮干しのこと、おだしのプチ情報をメルマガで配信中♪

ブログで伝えきれない最新の煮干しやおだしの豆知識はおだしやさんのメールマガジンで配信しています。

ほぼ毎日おだしを使う乾物屋の嫁がお届け♪わが家で人気のおだしレシピもご紹介しています。

「煮干しのはらわたは取る?」といった出汁素材の使い方から、「美味しい煮干しだしの取り方は?」といったおだしの取り方手順まで。知れば知るほどおだしがどんどん使いこなせるようになります!下の黄色いバナーからお気軽にご登録くださいね^^

 

\登録無料。月2ペースで好評配信中です!/

-だし素材、選び方など