最近読んだ本で面白かったのがこちら。
『私が最近弱っているのは毎日「なんとなく」食べているからかもしれない』
小倉朋子/文響社
シャチョウが読んで面白かったので
私にもどうぞ、と勧めてくれました。
(数少ない、シャチョウと私の共通の趣味は実は読書だったりします…!)
食事のマナー講師などを中心に
大学講師、企業の商品開発に携わったりと
食に関する幅広い活動をされている
小倉朋子さんが書かれたこちらの本。
小さい頃から食のマナーについて家庭で躾けられ
以来、ご自身も「食」というものにとことん
向き合った経験をもとに
さまざまな観点から食というものを
考えさせてくれます。
「食」というものは
私たちのあらゆる生活の基本であり、中心であり
私たちの全てを作ってくれているもの。
でも、そんな大事な「食」を毎日3食
ただなんとなく食べていませんか?
もっともっと「食」に興味を持ち、
「食」を大切に、敬意を持つことで
人生も豊かになりますよ・・・
といったことが書かれています。
当たり前のことなんだけれど、
グサグサと心に刺さる部分があったり、
「今までそんな考え方したことなかった!」
という新鮮な発見もあったりで
すごく面白い本でした^^
そして
この本の中でこんなことが書かれていました。
「手料理に料理の「階級」も「正誤」もありません。
シンプルを突き詰めるのも、ひとつの価値。
それぞれの環境で、「気持ちいい手料理」を選択するのが、
自分にとっていちばん気持ちいいことなのです。」
(上記本より引用させていただいています)
これは手料理をつくろう、という章で
手料理といっても気負わなくてもいい、
シンプルに切る、ゆでる、炒める・・・などでも
立派な料理ですと教えてくれている部分。
この文章に私自身、すごく救われました・・・!
私はもともと料理が得意な方ではありません。
今でも、上手かどうかはわかりません(^_^;)
けれども家族ができて、家族に美味しいものを
食べてもらいたい!という一心で頑張っています。
特に子どものごはんとなると、その思いにプラス
栄養のバランスや味付けなどにも
すごく気を使うようになりました。
息子には素材の美味しさを知ってほしいので
あまり調味料を使わず、素材自体のうまみや
食感、味わいがわかるようなメニューにしています。
なので自然と調理法も茹でただけ、切っただけ、
軽く炒めたり、煮たりしただけ・・・
インターネットで「離乳食」「幼児食」などを
検索すると、大人の料理顔負けの
赤ちゃんごはんがたくさん出てきます。
そんなのを見ていると、私のつくる子どものごはんは
「手抜き」なのかな?なんて思うこともしばしば・・・。
でもそれが、今回この本を読んで
これも立派な「料理」なんだ!と
自信を持って思えるようになりました。
きちんと手づくりして、手間ひまかけて
愛情たっぷり作っているよ~と
お母さんも自信を持たないと
きっと子どもにも伝わらないですよね!
毎日、
「おいしー!」「うめっ!(うまいっ!)」と言いながら
食べてくれるその姿が何よりもの証拠。
これからも私なりにできることを追求しながら
おいしいごはん作り、頑張ります(^-^)/
とっても素敵な本だったので
よろしければみなさまもぜひ読んでみてください♪
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