幼児食~大人まで家族の食

子どもごはんにこそ「乾物」パワー!

年少息子のお弁当。

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いつもは海苔をピッと

巻いただけの俵おにぎりですが

この日は何やら色々入ったおにぎり。

 

前日に、冷やご飯が残っていたので

どうにか美味しく食べたいなーと思い

ちりめんじゃこや鰹節、ばらのりなどを

いっぱい混ぜ込んで焼飯みたいにしたところ

息子の食いつきがすごい!!

 

朝起きたら

「今日のお弁当もあのご飯にしてーー」

というので、再び登場です。

 

今度は炊きたてご飯だったので

先に具材を混ぜ込んで自家製めんつゆを少々、

そして食べやすいように表面を軽く焼いて

焼きおにぎり風にしました。

 

 

 

普段は家ご飯でも

シンプルな白ごはんが多い我が家。

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(これはちょっとゴマがかかっていますが・・長男が小さい頃のごはん)

 

私が白ごはん好き♡

っていうのもあるかもしれませんが

 

子供にもなるべく

ごはん自体のおいしさを味わって欲しいのと

 

日本独特の食文化でもある

白ごはんとおかずを交互に食べることで

味の変化や、

複雑な味わいを感じる力を養ってほしい…

(こういうのを「口中調味・こうちゅうちょうみ」といいます)

というのも実は期待していたりします。

 

 

とはいえ、4歳児には

まだまだ難しいようで

ご飯だけ最後に残っている日も

よくあるんですけどね(^_^;)

意識だけはしています! 

 

 

ちょっと話はそれましたが

そんなごはん事情なので、

たまの混ぜご飯や味付きご飯は

彼にとってまた格別!なよう♩

 

でも、

何も手の込んだことはしていません。

 

冒頭のお弁当づくりでもご紹介したように

基本は「乾物」とほんの少しの調味料を

使った自然の味付け。

 

うまみたっぷりの乾物なら

それだけで充分過ぎるくらいおいしくなるので

市販のふりかけはまだ

使ったことがありません・・・!

 

 

 

他のバリエーションもご紹介。

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焼き鮭をほぐしたものと

すりゴマ、塩少々を

ご飯に混ぜたおにぎり。

 

ゴマもすこし加えるだけで一気に

風味が変わり味が濃く感じます。

アレルギーや誤嚥の心配もあるので

小さいうちは積極的におすすめしていませんが

慣れてきたらぜひ日常的に使っていただくと

とても便利な食材のひとつです!

 

今、おいしい自家製鮭フレークが作りたいな…

なんて妄想しているのですが、

この簡単混ぜご飯がシンプルに美味しいので

もう鮭フレークいらないかもと思うくらいです笑

 

 

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チャーハンも乾物の力を借りて。

見にくいですが、

ちりめんじゃこや鰹節が入っています。

 

あとは、これまたうま味たっぷりの

卵をまとわせたら

お醤油を少し垂らすだけで

香ばしく、美味しく仕上がります。

これも息子大喜びのメニュー!

 

 

 

「乾物」というと

「水に浸けて戻さないといけない」

「時間がかかるもの」

そんなイメージをもたれがちですが、

 

このように混ぜるだけ、炒めるだけと

すぐに使えて便利なものもたくさんあります。

 

(本業は乾物屋のわが家。

店頭でお話をしていると

意外とみなさん乾物の使い方に悩んで

仕舞い込まれている・・・なんて方も。

今すぐ使ってくださーい!!笑)

 

 

その上、乾物にはうま味も凝縮されていて

ちょっと使うだけで

料理のおいしさ、味わいが

ぐんと深まるものばかり!

 

あまり濃い味付けをしたくない、

けれども物足りないと満足してくれない・・・

そんな子どものごはんづくりに

実はもってこい!な食材・乾物。

私もいつも助けられています^^

 

 

乾物を使うことは

食のレパートリーを増やすことにも

つながっていきますよ♩

子どもごはんにこそ!

上手に取り入れてみてくださいね。

 

 

 

 

おまけのご報告。

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長男、

4歳誕生日に買ってもらった包丁で

早速ザクッといってしまいました(涙)

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