お休みだった昨日の朝、
シャチョウが冷蔵庫のありもので
作ってくれた一品。
じゃこピーマンです。
ご飯のおともにぴったりで
箸がすすむ、すすむ!
しかもこのじゃこピー、
なんと
調味料での味つけなし
というからビックリ!
だって、しっかり味がしてたんですよ~!
その美味しさの秘密を紐解いてみるべく
リサーチすると・・・
①フライパンでごま油を熱し、
ごまも入れてさらに香りを出す。
↓
②ピーマンとちりめんじゃこを炒める
↓
③仕上げにかつお節を細かく砕いて入れ
焦がさないようさっと炒めてできあがり。
たったこれだけ!
私も同じような材料で作るけれど、
シャチョウの方がより丁寧です(笑)
調味料を使っていないのに「味」を感じたのは
ピーマンの甘味、
ちりめんじゃこやかつおの塩味、うま味、
ごま油、ごまの香り、コクなど・・・
自然な「味」がこれだけ組み合わさったから。
おかげで、5歳1歳の息子も一緒にパクパク♪
(1歳次男が、最近ピーマン食べるようになってきました~~♡)
お代わりいっぱい食べたい!と言われても、
これなら罪悪感なく「どうぞ」って言えます^^
思い返せば、この
「調味料をつかわずおいしくつくる」
というのは
子供たちの離乳食づくりの時にも
よく考えていた私のミッションのひとつ。
天然だしはいわずもがな、ですが
それだけだと味が単調になりがちなのは確か。
そんな時に
「ちょっと足すと味が変わる」
と重宝していた食材があります。
それがこちら。
ちりめんじゃこ、かつお節、海苔、ごま、
などなど。
それぞれ月齢に合わせて塩抜きをしたり
細かくしたり、量を調整しながら使っていました。
今でももちろんわが家の常備食材で、
ちょっと味がぼんやりしているな、とか
何だか物足りない・・・という時には
すぐに調味料を足すのではなく、
まずはこれらを足して味を調整してみます。
(あとは、お好み焼に使うような青のりや、
アレルギーなどの心配がなければアミエビなどもとっても使える!
が!!今日はちょうど切れていました。。)
これらの食材は、調味料のような
分かりやすい「味の濃さ」はありませんが
自然な塩味、うま味、甘み、香りなど
複雑な味をそれぞれ含んでいて
やさしいながらも加えるお料理の
味を変化させてくれます。
いわゆる「風味」というものですね。
味というのは単純に舌で感じているだけでなく
鼻から感じる「おいしさ」というのも
大きなウェイトを占めているそうです。
特に赤ちゃんは感じる力が敏感なので
この「香り」からも
繊細な味の違いを感じ取っています。
だからこそ「風味」を上手に使うことで
調味料を使わずともおいしいと思える
離乳食を作ることって可能なんですよね。
ちなみにこれは
大人が高血圧や生活習慣病などで
減塩の食事をとるときにも指導される方法で、
だしの香りや風味の良い食材を使うことで
食事につかう調味料を減らすことができます。
(さらに言うと、大人はお酢、レモンなどの酸味、
ネギ、紫蘇、茗荷などの薬味を使うのも効果的です!)
風味をうまく活用して
おいしい離乳食をつくる。
月齢によって使える食材、量を選びながら
メインとなる食材にちょい足しするだけで
離乳食のバリエーションも増やせますよ♪
教室ではさらに具体的な方法など、
体験談も踏まえながらお話しています。
残席あります◎↓↓