昨晩は「中秋の名月」でしたね。
あいにくの曇り空で、
わが家から見えたのは
流れる雲の隙間からこぼれる月の光だけ。
でも、長男は「見えた見えた!」と
何回も窓の外を眺めていました^^
特に、何もする予定はなかったのですが
ふっと思いついてお月見団子づくり。
(というか、主に私が食べたかっただけ、のような・・・食欲の秋です笑)
いつぶり?久しぶりに白玉粉をこねました。
こう見えて、
私は小さい頃から台所仕事の
お手伝いをほとんどしてこなかった人。。
けれども、祖父母の家での
お手伝いの記憶は意外とたくさんあって。
行事ごとに親戚が集まると大人数になり、
田舎ゆえ、買い物をするお店も限られていて
ましてや外食する場所もほぼ、ゼロ!
なのでご飯どきやおやつどきには必ず、
祖母を中心に食事の準備が進められていました。
そして、量がたくさんだから
必然的に手伝わなければいけない、という笑
この白玉団子づくりもそのひとつ。
「耳たぶくらいの柔らかさに丸めて」
「中までしっかり茹るように真ん中をへこませて」
(今日はまん丸にしたかったから省略!)
「透明になって浮かんでくるまで茹でるんよ~」
ふわっと香る白玉粉特有の匂いとともに
自然と祖母に言われていたことを思いだし、
なんだか懐かしくなりました^^
当時はフルーツポンチにすることが
多かった記憶があるのですが、
今回は私の独断と偏見でみたらしに!
醤油、お砂糖、お水と片栗粉を
とろりとするまで火にかけたら
お団子と絡めて出来上がり♪
(みたらしあんの作り方、今回はクックパッド様を参考にしました~)
自分で作るから甘さ控えめ、
お団子の味も感じられる素朴味で
とっても美味しく、大満足!
先週、幼稚園でお月見会をしてきた
長男くんもこの日が本当のお月見、と知り
嬉しそうにお団子をほおばっていました^^
(そして美味しかったからまた食べる、と今日の分もとってあります笑)
白玉粉は扱いも簡単(水と混ぜるだけ)なので
これからも色んなバリエーションで
おやつ作りに活用できるといいなぁ、
なんて久しぶりに使ってみて思いました。
子どもって、モチモチしたもの好きですしね♪
実は今、
とある食の勉強をしているのですが
そこでは日本食の歴史だったり、
「日本料理とは」みたいなことを
基礎の基礎から学んでいます。
改めて思うのは
日本人の食というのは
「季節の行事」に大きな影響を受けて
今の形になっている、ということ。
季節行事は
もともとは命を繋いでくれた
ご先祖様に対してだったり
自然がくれる恵みに感謝すること、を
体現したものであり
行事食はそのひとつの形でした。
今でこそ、
形式的なものとなっているものもあり
単なる「イベント」のようにとらえられる
ことも少なくないですが、
私たちはそんな1年の行事を通して、
季節の移り変わりや食の移り変わりも
自然と体感しているように思います。
これは、
四季がある日本人ならではの感覚なのでは。
「いつでも」
「なんでも」
手に入る時代になったからこそ
子どもたちと一緒に
昔ながらの季節の行事を楽しむことで
食べ物の旬を改めて意識したり、
食について感謝する心を養ったり 、
日本人がもつ繊細な感覚、
食への意識を伝えていけたらいいなと思います。
(もちろん、
私も一緒に心と味覚を磨きます!^^)
みなさまも四季折々の行事、美味しいもの、
五感をフルに使って楽しんでみてくださいね♪
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