幼児食~大人まで家族の食

料理がもっとおいしくなる「うま味」のヒミツ

本日のウチゴハンは、

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わが家の定番・味噌汁

じゃなくて、スープ!

↑ 長男がプルプル震えながら手タレをしてくれています笑

 

「なんかスープ飲みたいな~」

と言っていた息子くんの

リクエストにお応えしました^^

 

 

ちなみにこのスープのベースは

煮干し昆布だしでつくった

チキンスープ。

鶏出汁

写真は今年の七草がゆを作った時のもの。

チキンスープの作り方はブログで紹介しています→

 

コンソメなど、

洋風だしを買わなくなって

もう何年が経ったでしょうか。

 

基本は和食寄りのわが家ですが、

洋食だって食べます。

 

そんな時に

コンソメなしで

どうやって味を変化させよう?

満足できる味にしよう?

 

行き着いた先は

「おだし」と食材の持つ「うま味」

を最大限に活用すること!でした。

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まず、ベースには

かならず「おだし」を使う。

 

スープでも煮込みでも

どんな料理でもそうなのですが、

水からつくるよりも断然

味にまとまりと深みが出ます。

 

料理の下支えをしてくれている

土台のような、そんな存在。

 

 

そしてもうひとつの要、

「うま味」

 

これは

私たちの離乳食×おだし教室でも

天然だしに並んで、

役立てていただきたい知識として

いつもお伝えしている部分なのですが、

 

出汁素材に限らず、

食材はさまざまな「うま味成分」

を持っています。

 

ちなみにうま味とは

人間の舌が感じることのできる

5つの味覚のうちのひとつ。

古くからうま味たっぷりの

「出汁」文化に親しんできた

日本人が発見した味覚です。

 

 

そんなうま味は

掛け合わせることで

どんどん美味しさがアップ!

しかもその美味しさというのは

単純に倍になるのではなく、

倍以上になるんです♪

 

今日のスープを紐解いてみると・・・

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1煮干し

2昆布のだしに

3鶏肉(ささみ)でスープをとり

4具材にトマト

5しめじ

6アスパラガス

7ひよこ豆(煮汁も少し加えて)

8天然塩で味を調えて

9風味付けにオリーブオイルを少々

 

なんと、

一杯にこんなにもおいしさの素

「うま味」を重ねているのです♪

 

そうやってできたスープは

調味料は塩だけなのに、

とても複雑でたくさんの素材の味を

感じられる美味しさ。

息子くんも「おいしー!」と大満足です^^

 

 

もちろん、

コンソメのようなガツンと

パンチの効いた味ではありませんが

これはこの素材を重ねることでしか

作ることのできない味。

「〇〇味」という画一的な味には

決してならないのが魅力です。

 

 

うま味を制する者は

料理を制する!

・・・ではないですが(←いま私がつくりました笑)

 

この「うま味」を知り、

意識して料理をするだけで

シンプルな料理も

味わい深いものになります。

 

 

話し出すと、

科学的なことも色々出てくるのですが…

まずは難しいことは抜きにして

 

・うま味豊富な「天然だし」を使い

・食材をたくさん使うことで

 「うま味の掛け算」をしていく

 

やさしい味で

素材をおいしく食べたい方は、

ここから始めてみるのをオススメします!

 

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