ワンパターンな離乳食ってダメなの?
「離乳食がワンパターンになってしまう」
・・・こんなお悩み、ありませんか?
先日の離乳食×おだし教室でも
何人かのママさんが悩んでいらっしゃいました。
そして私も
息子の離乳食時代、
またいわゆる「幼児食」になった今でも
時々悩むことがらだったりします。
離乳食は赤ちゃんが
母乳やミルク以外の食事に慣れる
大切な時間。
だからこそ、ママも
いろんな食べ物をおいしく食べてもらいたい
と思いますよね^^
そんな時みなさんなら
どんな「工夫」をしますか?
盛り付け?
つかう食材の量?
それとも、味付け・・・?
今はSNSなどでいろんな人の
離乳食づくりが垣間見れるので
私も時々参考にのぞくのですが、
離乳食とは思えないほど豪華で素敵な
食卓がたくさんあるのでびっくりしますよね…!
(わが家の食卓と比べて凹むことも多々(^_^;))
離乳食本を見ても
たくさんのメニューが載っていて
目移りしてしまうほど。
情報があふれているからこそ
ママさんが
「頑張らなきゃ!」
「毎日違う献立にしなきゃ!」
と思うのも無理はないはずです。
素材をおいしく食べるということ
私たちが思う理想の離乳食は
「素材を美味しく食べる離乳食」
そのためには
素材をゆでる
素材を蒸す
素材を煮る
素材を焼く・・・
自然と
調理法はシンプルに、
そして離乳食では
過度な味付けも必要がないので
メニューが「ワンパターン」になるのも
実は当然のことなんです。
最初にもお話ししましたが私も
「いつも同じようなものを
息子に食べさせている気がする・・・」
と、悩むことがたびたびありました。
でもそれが
赤ちゃんにとっては
味覚を育てる「練習」。
野菜ひとつとってみても
個性豊かで様々な味がありますよね。
シンプルに調理すれば、
素材そのものの複雑で奥深い味を
しっかり味わえます。
そしてシンプルな食材の
組み合わせ次第で
また味のバリエーションはひろがります。
これは
繊細な味覚を持つ赤ちゃんにとっては
決してワンパターンな
離乳食なんかではありません!
シンプルだからこそ、
味わえるものたくさんあります。
離乳食時代の赤ちゃんには
過度な味付けはNG。
シンプルで素朴な味わいこそが
赤ちゃんの豊かな味覚、
「おいしいものがわかる」舌を育ててくれます。
ぜひ、
画一的な調味料の味に頼ることのない
素材のもつ「味」を
たくさん体験させてあげてくださいね!