離乳食だし教室、各種講座

未来へつながる「食」のおはなし

突然ですが

「ESD」という言葉、みなさんご存知ですか?

 

 

ESDとは

Education for Sustainable Development

〈持続可能な開発のための教育〉

の頭文字をとったもの。

 

簡単にいうと、

これからの未来において

持続可能な社会づくりを目指して

私たちひとりひとりが考え、

行動していくための学びを充実させていく

活動のことだそうです。

(参考HP:おかやまESDなび

 

岡山市は2015年に国連大学より

RCE(ESDに関する地域拠点)に認定され

市内の学校、公民館、行政、

企業、市民団体等が連携した活動を進めていて

岡山の方ならどこかで一度

耳にしたことがあるかもしれませんね^^

 

 

月曜日は福浜公民館さんからの依頼で

出張講座「おだしで和食を見直そう」でした。

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講師は弊社シャチョウ! 

 

定期的にいただくこのテーマの講座、

実はこれもESD 活動の一環なのです。

 

「おだしとESDって関係あるの!?」

と一見、思いますよね。

 

 

ここで話は最初に戻りまして、

「持続可能な社会」「よりよい未来」って

どんなものが想像できるでしょうか?

 

 

例えばそれは

豊かな自然が残り、クリーンな環境の中で

子どもたちが伸び伸びと暮らせることだったり

 

水や食料が誰もに等しく行きわたり

あらゆる世代の人々が健康的に

生きられることだったり 

 

女性も活躍できる場所がたくさんあり、

みなが自己実現できる社会だったり・・・

 

そう、

描く未来はどれも私たちの身近なことばかり。

日々の生活についてちょっとだけ

改めて考える機会を設ければ

実現できることもたくさんあります。

 

 

 

私たちが扱う「乾物」というのは、

昆布やかつお節、煮干しに

海苔、海藻などなど・・・

日本に古くからある「自然の恵み」を

享受することで成り立っているもの。

 

そして私たちの手元にくるまでには

漁業に従事している方、

製品として加工している方、

販売をする方・・・と

たくさんの人手や手間もかかっています。

 

そうしたことを感謝し、

使い続ける人がたくさんいるといいのですが

今や乾物を使った「和食」は

残念ながら家庭では減少傾向にあります。

 

そんな中、私たちが

そういった成り立ちや乾物の良さ、

使い方などをお伝えすることで

 

目の前の食材をどう選び、どう扱うか、

日々の食生活を見直すきっかけに

して頂けたらと思っています。

 

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おだしの試飲もしていただきましたよ~!

 

こうして

おだしや乾物がもっと皆様にとって

身近なものになっていくことは

ひいては

漁業など一次産業を守ること

にも繋がっていきます。

(一次産業従事者、後継ぎの減少も深刻な問題です。。。!

この方たちがいないと私たちは

こんなに美味しい食材がいただけなくなってしまいます><)

 

 

毎日の食を「選ぶ」ということ。

 

何でも好きなものを選べる時代だからこそ、

「なんとなく」選ぶのではなくて

私たち消費者も知識をつけながら

「これだ!」

と思う選択をしていけたらいいですよね。

 

その一歩一歩は確実に、私たちの未来

そして今の子どもたちが大きくなった時の

明るい未来に繋がっていくことと思います。

いつもと視点を変えて

「食」を考えてみるのもとても楽しいですね^^

 

 

公民館講座に来てくださった皆様

熱心に耳を傾けてくださり、

ありがとうございました!

 

 

 

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【現在案内中の講座】

12/6(木)10:30~12:30

出張「天然だしでつくるめんつゆ教室」

@親子カフェUmeno(岡山市中区)

詳細はこちら→

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